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TwitterからMastodonへ

 そんなわけで氷結の節分から10日が経ちまして、いまはMastodonのインスタンスのひとつ、Fedibirdにお世話になっております。

 最初は「うおーフォロワーとの繋がりが一気に全部なくなってしまったー。しかも凍結されたことを知らせるすべもないー」って思ってたんですけど、とりあえずアカウントを持っていたFedibirdに移動しつつ、日常生活を垂れ流す先をMastodonに変更して、まあとりあえず書写でもやるか、あ、そういえば書道の提出物そろそろまとめないと、ついでに来月の書写のお題まとめとかないと、そういえば短歌の提出の締切も10日だな、印刷しとくか、いやいやそもそもいったん仕事を始めるか、そうだトイレの洗剤切れてたんだった……みたいなことをやってたら、あれ? Twitterなくても良くない……? みたいな気持ちになってしまい、しばらく離れておりました。日常生活と深く結びついてはいたけれど、別になくても日常は回っていくというか、私にとってのSNSの立ち位置ってまあ、そんな感じだったんだなという発見があった感じです。

 フォロイーさんもフォロワーさんも、縁あった人たちとの繋がりはとても楽しかったですし、感謝していたのですが、基本の使い方として「私の考えていることを垂れ流す先」が必要だったのであって、流れてくる情報とはすべて「一期一会」な気分でしたし、おすすめタイムラインが入ってきてからはもっとその感覚が強く、激流に自分のツイートを流しても人の目にとまることはあまりなかろう、くらいの「フォロワーさんたちからの反応はオマケ」みたいな感覚だったんで、場所がMastodonになってもあんま寂しい感じがなかったのが主な要因かなと思っております。むしろ「わー、転職した初日みたいだな、ちょっと知ってる人はいるけど毎日挨拶していた無数の人たちが全然いなくて新しい顔ぶれ。しかもこのオフィス静か〜」くらいの呑気な気持ちでした。いきなりアカウントがなくなって心配してくださっていた方にはまことにあいすみません。

 まあでもその後、「いや勝手にスッキリ卒業した気分になってる場合じゃないわ」と思い直して古いアカウントで生きてるヤツを発掘して、リプライをくださってた方達は探し出してフォローして行き先だけはご連絡したんですけど(生きてることくらいは伝えるのが礼儀かなと思いまして)、久しぶりにTwitterに戻ると、3ツイートに1つはプロモーションが挟まってるわ、リスト化してなければおすすめタイムラインとフォロイータイムラインに振りわけられてるわ、時系列もぐちゃぐちゃだわで、気持ち的には「新宿、通い慣れていたときには別に難しくない街だし、情報量が多いのも魅力、って思っていたけれど、少し離れたあとは疲れるな……」みたいな感じで、戻る気がすっかり失せてしまいました。イーロンくん、壊しすぎだよいくらなんでも。

 Fedibirdはローカルタイムラインもなく、自分でタイムラインを作り上げなければいけないインスタンスですが、初期のTwitterを思い出して懐かしくなりました。フォローしている人のツイートしか流れてこず、広告もなく、自分で探してフォローを増やしていく。しかも、購読やハッシュタグフォローなど、自分好みのTootを自分のタイムラインに流し込む、自分用のおすすめタイムラインを構築するのが容易です。その流れを見て、またローカルタイムラインはないながらも#fedibirdのタグでゆるく同じインスタンスの人と繋がる事ができるのも魅力で、他愛ないリアクションのやりとりに和む毎日です。

 これまでインターネッツの海を20年以上泳いできた身としては、NiftyやBBSや自分のホームページやブログやMixiを変遷してきたように、繋がる人は繋がり続けるし、切れてしまう人とはまあそれまでの縁だったのでしょうし、それも人生かな、と思っております。むしろTwitterは13年間もよくひとつのプラットフォームにとどまれたなと思います。Blogはのこしておいて良かったなと蹴り出されたときに思いましたけどもw わざわざTwitterから追いかけてこちらもフォローしてくださった方にはひれ伏してお礼を申し上げます。流してる内容はさほどTwitterと変わりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

 せっかくなので創作活動も活発にしようかと思いまして、短歌の他に、ひっそりと書いていた小説なども「小説家になろう」にアップするようにもしました。それは一次創作用のアカウントで発表していますが、Fedibirdの本垢の方でもBoostする予定ですのでどっちをフォローしていただいても大丈夫です。

 こんな感じかな。近況として、ひとまずは。

https://fedibird.com/@tina_na

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