大学の時の恩師が亡くなりました。という知らせを今日受けました。本人とご家族の強い希望で内々の葬儀だったらしく、4日も経ってからの連絡でしたが、まだ近いうちに知らせてもらえて良かったなあ、と思ってます。年賀状だけは出していて、いつもその年賀状からはみ出す勢いで近況を知らせてはいたけれど、今年はお返事が来なかったので、体調が悪いのかなあとうっすら思ってはいました。
なんつうか、順序的に(という言い方も変だけれど)私が師として仰いだ人が先になくなるのが道理だと分かっていても、精神的にかなり慕っていた先生だけに、衝撃が大きいです。人類系のゼミは3つもあったのに、その先生のゼミ生は私一人だったし、本当によくしてもらったんです。先生が用意した課題ではなく、ほとんど私が一人で突っ走った課題だったけど、好きなようにやらせてもらったし、論文の書き方を教えてもらったし。
言葉少なで、笑うときにはほんの少し目が笑うだけで、どこが冗談か分かんなかったり。授業も念仏みたいで眠くなるような話し方だったけど、内容面白かったしなあ。秋頃に論文見せに行ったら紅葉を見に山歩きに行ったって話から奥様と一緒に山を歩いて楽しかった、なんて話もいただいたり。奥様と二人でアフリカに行って、学校立てる支援をしたりもしてたっけなあ。偏屈なところもあったけど、ぶっきらぼうな言い方の中にいつも優しさもありました。なんかいろいろ思い出します。
くそー、なんか寂しいなあ。
私も「いつかは」ってわかっていても、心の準備ってまったくできてなくて、結局連絡入って「あ〜」って落ち込んでって感じです。寂しいよね〜。
でもこうやって、その方の事を語ったり思い出したりすることで、その方の存在はこの世にずっと残るし供養になると思うし。あまり落ち込まずにね〜。
>鈴鈴さま
いやー、なんかこう、落ち込んではいないんですけど寂しいですね〜。
もっとマメに手紙書けば良かったなあ、とか。でもいつもそう言うのって思うのが遅いんですよね。
何となく偲んで行こうと思います〜。ありがとうございました。