23日に休みをもぎ取って、鹿児島に行ってまいりました。23日は朝出発。9時半の便だったんですが、ピエールマルコリーニのチョコアイスを食べたい人が2名いたために、8時半に羽田に集合。しかしチョコのみ売り切れていたため、泣く泣くmomoちはカフェオレアイス、EMPはキャラメルアイスをもぐもぐしてました。1カップ630円って高いよね…。ホントはチョコアイスがあれば良かったのにねぇ。

　23日は母方の祖母の家にいき、のんびり歓談して泊まってきました。ひたすらしゃべっていたような気がします…。あと、お歳暮の残り物とかを漁ってきたり…。お茶もらったりそうめんもらったりしました（笑。それにしても、お年寄りの一人暮らしにそうめん（揖保の糸だから美味しいんだけども）3箱とかって、無理だよなあ。まあ、意図して送ってきたわけではないんでしょうが（苦笑。あとは、海苔缶とかね。

　翌土曜日は祖母に別れを告げて、父方の祖父の法事のために市内に移動。寺で法事を行ったあとにホテルに移動し、温泉つかってぼんやりしてご飯食べて飲んでまた温泉つかって飲んで就寝。その間の主役はやっぱり姪っ子でした。そりゃあ、生まれて5ヶ月の赤ちゃんなんて、注目独り占めですよ。みんなの視線を奪って離しません。代わる代わるに抱っこされては、お母ちゃんが恋しくなって泣き、チチ飲んでむずがって泣いて、ひとしきり泣いたら寝て、の繰り返し。小さな手の平（体は5ヶ月とは思えないデカさですが）であわあわ空気をつかんで、おまいは生きるって言う単純な目的に一生懸命だのう、とほほえましくなりました。久々に父方の親戚一同集まった！と思ったけれども、先月私らの食事会であったばっかでしたよ。楽しく飲めてわいわい話せて、楽しかったです。

　翌日曜日は朝は薄曇りでしたが日中は気持ちの良い晴れ。せっかくなので、叔母に飛行機の時刻まで案内してもらいました。磯庭園を見に行く。うらうらと春らしい日差しで気持ちよい庭園風景…と思いきや、まるで初夏のような陽気と日差し。今はゴールデンウィークだったかしら？　と思うくらい、肌に突き刺さる紫外線…。日焼け止めなんて、下地乳液に含まれてるごく微量のしか塗ってないので、蓄積される肌ダメージをひしひしと感じながら歩く。
　磯公園という愛称で親しまれる「仙巌園」は、一見普通の日本庭園なんですが、生えている植物がときどき面白い。

　これってソテツ…だよねえ。他にも、亜熱帯やら熱帯の植物がちらほらと。これが島津家の当主が愛した庭か〜。なぞとおもいながらふらふらと歩く。祖母はここでときどきお茶会などもあるらしくてたびたび来ているとは叔母の談でしたが、年寄りには若干厳しいとすら思えるような勾配。緑豊かでうつくしい自然の残る庭園でした。そんで、桜はすでに葉桜を越えて実がついてました。これ、寒緋桜みたいですが…それにしても早すぎ？

　他にも、心躍る素敵な苔むす岩とか、オタマジャクシとメダカでいっぱいのあやめかかきつばたか菖蒲か分かりませんが生えている池とか、クレソンの群生する小川とか、いろいろ撮影したんですが、すべてかなり水生植物よりのオタクっぽい写真になってしまったので一人で楽しむことにします。一応、名勝地と言われる所以の一枚をこちらに。

　庭から錦江湾を望み、湾を池に、桜島を築山に見立てた借景です。というか、錦江湾を池、桜島を築山に見立てられる庭師がすげぇ。とてつもない想像力ですよねえ。その後、叔母とmomoちと3人でソバ食べてから空港に送ってもらい、鹿児島をあとにしたのでした。

　……。やっぱりのっけてもいい？

　この、ゼニゴケの丸さと、緑色のグラデの美しさとシダとの絡み合いが、何ともココロ浮き立つ感じではございませんか？　もうドキドキしちゃいますよ！　木漏れ日を受けて、水をたたえてきらきら光る葉っぱの美しいことといったらもう。どんな宝石も凌駕いたしましてよ。5月を越えたら、絶対にベランダビオトープに挑戦しようっと！

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